"EX'ACT -Lucky One ver.- 独占インタビュー訳" シウミン編

- Xiumin -
Keywords : SF,activity,frankness



Q.EXO、そして自分を映画のジャンルに例えるなら?

シウミン:SFかな。メンバーそれぞれ超能力を持ってますよね。それを無視することはできないからSFかなと。僕じつは希望事項があるんだけど、僕たちそれぞれが超能力を生かした映画を撮ってみると面白いんじゃないかなって考えたりします。EXOの超能力といえば非現実的だけど映画だと実現できるでしょ。主人公はEXO、戦いながら退治しなくちゃいけない悪役は宇宙生命体とかかな?僕たちは地球の平和を守るために攻撃しにやってくる宇宙人をやっつけるんです。

僕の人生を映画のジャンルに例えるなら、コメディーだったらいいなぁ。僕はもともと静かで平凡に過ごすタイプだからコメディーではないよね。<ハングオーバー>という映画があるんだけど、友達同士で酒に酔って巻き起こることを映した内容。彼らの友情がすごく印象に残っていて、映画の中で起こることはありふれているけどどこか平凡じゃなくてダイナミックさを感じました。それに、「うわ~こんなことあるの?」ってくらいとんでもない内容もあったり。今現在そんな風には過ごしてないけど、コメディー映画みたいな人生を生きてみるのも良さそう。



Q.EX'ACT収録曲のなかでお気に入りの歌詞は?

シウミン:「She got me gone crazy 왜 심장이 뛰니」この部分です。ものすごい直接的でありながらも写実的ですよね。「왜 심장이 뛰니 (どうして心臓が鼓動するんだ)」と、偽りなく自分に問いかけているのが僕にとってはとても印象的でした。自分に対して知らず知らずのうちに切に尋ねているということじゃないですか。とは言いつつこれは自分の心臓が鼓動していることなのか、それとも彼女の心臓が鼓動していることなのか分からないけど。生命体であれば心臓が鼓動することは当然のことなのに、至極当然のことをあえて尋ねるということに意味深長に感じられる部分があるように思います。たしかに、なぜ心臓は鼓動するのか。僕も知りたくなる。



Q.日常のなかで好きな時間帯や場所はある?

シウミン:ジムで運動をしているとき。僕は常に身体を動かしています。じっとしていると退屈で飽き飽きしちゃうから活動的なことが好きです。少し前まではライブの準備のためにウェイトトレーニングをしていたんだけど、最近はスリムな肉体をつくるために有酸素運動をしています。ジムでなくても運動しているときは心が落ち着く。どうしても芸能人は顔が知られているから、みんなが僕をどんな視線で見ているのか、どのような人として記憶しているのかということも重要ですよね。だから常に周りの視線を意識しているけど運動するときはそういったことに気を使わなくてもいいんです。スポーツとは不思議なもので、スポーツはスポーツでしかない。誰かに気づかれたとしても競技に集中できるものです。



Q.古いから良いこと、新しいから良いこと、それぞれ何がある?

シウミン:古いから良いものは写真だと思います。写真というのは撮った時点では価値が無いかもしれないけど、時間が経てば経つほどそのときの記憶って忘れちゃいますよね。でも写真を見れば当時に戻ることができるしだからこそ大切なものになるんじゃないかな。写真というのは将来もっと大切に感じられるものだから時が経つほど良いものだと思います。

新しいから良いものはインターネットかな?この先ネット文化はさらに発展していくだろうけど、今でも全世界の人たちとやりとりができますよね。簡単に世界と繋がることができる点が良いと思います。間接的ではあるけれど経験の幅を広げられるから。繋がるほどに知らなかったことを知れるし、「こういうことがあるんだ!」とやりたいことが見つかったり。短所もあるけど長所もあると思います。



Q.自分にとって思い出が蘇ってくる対象は?

シウミン:さっきも出たけど写真と音楽ですね。僕は覚えてないけど両親が言うには、ヒョンジニョン先輩の「흘린 기억 속의 그대(曇る記憶の中の君)」という曲が流れるたびにダンスを踊っていたそうです。その当時3,4歳かな。う~ん他には、最近は実家になかなか帰ることができなくてご飯の炊ける匂いを嗅けば実家を思い出します。家のすべての匂い、家族を漂わせる匂い。



Q.自分が大人に感じるときはある?

シウミン:運転するとき。小さいころは親が運転する車に乗ってばかりいたのに、いつのまにか運転席に座ってドライブなんかしちゃって。両親を乗せて運転するときは「あぁ…俺も大人になったんだな」と思います。



Q.世界をみる視野が広がったなと感じた出来事は

シウミン:ライブをするたびに感じます。世界を舞台に活動しているから海外でのステージが多いじゃないですか。韓国以外での公演にも観にきてくださる方々もいらっしゃって。努力を怠らなければEXOが全世界へと、大きな場所へと羽ばたいていけるんだなって。ライブをするたびに深く実感します。



Q.行ってみたい場所はある?

シウミン:僕は海外旅行を楽しむタイプではないんだけど、ライブを通じて海外のいろいろなところに行くんですね。なのでまだ行ったことのない所、ヨーロッパに行ってみたいです。ヨーロッパはサッカーがとても有名ですよね。ヨーロッパに行ってサッカー観戦をしたいです。



Q.好奇心をくすぐられるものは?

シウミン:メンバーの個人活動の成果が気になります。映画なら映画、ドラマならドラマ、ミュージカルならミュージカル。メンバーがどう出てくるのかが本当に気になるんです。EXOとしてではなく個人として映る姿に興味があります。



Q.自分のドッペルゲンガーや双子が存在したならどんな人がいい?

シウミン:喋りの上手なひとが良いなぁ。言語を巧みに操れる人。自分が英語・日本語・中国語をスラスラ喋っている姿を見てみたい。僕が外国語を喋る姿がどんな風なのか気になります。かっこよさそう!と思えればそれで十分、残りは僕が全部持ち合わせているので(笑)



Q.自分の人生において必ずあってほしい瞬間は?

シウミン:ロト当選です(笑)もし当たったら家を建てたいです。草原の上に、先端素材を使った素敵なお家。アイアンマンの家みたいな。…ていうのは冗談で、牧場に家を建てて羊と牛を飼いながら自然と共に暮らしたいです。



Q.日常で完璧だ、と感じることは?

シウミン:ピザやチキンを食べるときにコーラがあること。ケーキを食べるときにコーヒーがあること。



Q.目に見えるもので一番価値があると思うものは?

シウミン:ステージの上からみえるEXO-L。これは本当に思っていることです。観客がいなければ公演の価値は一気に下がります。



Q.何を待っているときが一番待ち甲斐がある?

シウミン:ご飯を注文して待っているとき。特にサムギョプサル!サムギョプサルは焼くのにものすごい時間がかかりますよね。でも食べたときの美味しさは絶品です。



Q.一日が短く感じるときはいつ?

シウミン:入国するときはほんとに一日があっというまです。すべての時間を移動で使ってしまうから。あと自分が何をすればいいのかが分からなくて、韓国に着いて家に帰っても何か行動するにはすごく微妙な時間なんです。なので自分の時間が消えちゃいます。



Q.一日のうちで空が一番美しいと思うときはいつ?

シウミン:夜中の撮影が終わって見上げた空。本当に綺麗です。夜通し撮影をしたあとに見る空はとても穏やかです。「終わった~」「仕事をやり終えた~」という達成感。生き返ります。俺はこうして生きてるんだなって。



Q.人間が創り出したものの中で最も素晴らしいと思うのは?

シウミン:移動手段です。人間が発明したもののなかで一番素晴らしいと思います。すべてに長所があります。飛行機は全世界どこへでも行けますよね。飛行機が無かったらEXOがこうして全世界を回りながらライブをすることはなかったでしょう。こういう点から飛行機が最も素晴らしいと思います。自動車は自分が行きたいところへ思うままに簡単に行けますよね。自由さが長所だと思います。鉄道は自動車よりも早く移動することができる。国内の一番遠いところへ行くには汽車が一番楽だと思います。船が無かったら全世界で物を運ぶということが難しくなると思います。宇宙船やロケットはまだまだもっと発展しなきゃ。



Q.自分の人生において羅針盤となるものは?

シウミン:自分。自分の向かう方向が道だと考えます。自分の道は自分で探すもの。誰かが変わりに切り開いてはくれない。誰かが切り開いてくれたとしても結局は自分で選択しなければいけないし。





〔 訳:xiu0348

-宇宙からやって来たひとたちのお言葉記録-

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